みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

皇帝を喰らう話。

大学時代の友人とごはん。緊急事態もひとまず明けたことだし、久しぶりに外で食おうということになり焼肉屋へ。店は友人のチョイスで姫路にある「徳侍郎」さん。普段選ぶお店と比べるとちょいと高級な感じのとこでした。

 

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お肉ももちろんおいしかったですが、一番ド肝を抜かれたのがコイツ。全長30cm級、その名も皇帝エビ!頭を外してお腹をぱっくりひらいた状態でやってきましたが、まぁ~肉厚でたまらんお姿にテンションぶちあがりでございます。

 

さすがに庶民の我々、見た目に違わぬお値段設定の皇帝殿下をひとり一尾ずつというわけにはいかず…。一尾をハサミで4分割しまして、それぞれ一口ずついただくことにしました。はてさてお味の方はいかがなものか。

 

そりゃあうまいに決まっとる…。歯ごたえ抜群なうえ、味もしっかり詰まってて…。こんなエビ食ったことない、自分の中のエビの概念が壊れちゃう…。貴殿は本当にエビなのか…?

 

お店をあとしてから友人の車でコンビニへ行ったのですが、車を降りた瞬間に自分たちがエビの香りをまとっていることに気づいて笑っちゃいました。焼肉屋帰りで服からエビのにおいがするという事実をもって、殿下の風味が並のエビではないことの証明といえるのではないでしょうか。皇帝、おそるべし。

 

うまい飯を気心知れたおっさんで囲む。こういうのがいかに大切か、コロナ騒ぎがあって本当に再認識させられます。まだまだ大手を振って…というわけにはいきませんが、タイミングを見計らいつつこういう機会を増やしていきたいもんです。

 

…いかん、思い出したらお腹が空いてきた。そろそろ寝ます。では。