みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

ばあちゃんの話。

数日前に親戚から「おばあちゃんが大変かもしれん」と連絡が入り、慌てて祖母宅に行きました。長らく一人暮らしをしていた祖母でしたが、なんでも転んだ拍子にお尻を痛め、そこから体調を崩したらしく。

けがをした後、数日間は息子さん(私からみて叔父さん)の家で同居することになったのですが、急な環境の変化もあったからか、祖母は軽いパニック状態に陥ってしまったとのこと。それで住み慣れた家に一度戻ってきて、関われる親族でしばらくサポートをしながら様子をみることになったのです。

そんなわけで私はいま、祖母宅で日記をつけております。そこそこ山奥にある祖母の家は、夏場は日陰がちで比較的過ごしやすいところです。虫が室内を飛び回っている状況に多少の慣れは必要ですが、車もほとんど通らないのでとても静か。私の大好きな土地です。

私がこちらに来て3日ほどになりますが、その間特に大きなトラブルもなく、祖母の生活を見守っております。聞いていた通り、怪我の痛みで満足に一人で身体を動かすことができない祖母ですが、この数日の回復は目を見張るものがあります。やはり慣れ親しんだ環境というのは人間が生きるうえですごく大事なものであると、改めて思いしらされました。

私にとっても、しばらく会えていなかった祖母とゆっくり話ができてうれしかったし、前職での知識や経験が意外と役に立つことがあり、多少の貢献はできているのではないかと思いながらの毎日を過ごしています。

自分を含め家族の祖母へのこれからの関わり方、介護サービス等の利用について、そしてなにより祖母自身のこれからの在り方について、簡単には答えのでない問題ばかりではありますが、家族全員で知恵を振り絞って考えていけたらいいなぁと思っています。


もしリアルで親交のある私の友達がこの記事を見てくれていたら…今年の夏はもしかしたら直接会うことはできないかもしれません。地元を離れがちであるため、なにより体力の落ちている祖母と直接触れあう機会が多いため、しばらくは人と会って話す約束をするのは難しいかもしれないのです。近日中に祖母宅滞在中のネット環境を整えるつもりなので、通話やLINEで話ができたら…と思っています。その節には追って連絡ができるかと思うので、どうかご理解ください。

「人間、生きている以上いろいろあるなぁ…」と思った数日でありました。皆々様にとってもこのご時勢、なにかとなにかとな毎日かと思います。なにはなくとも暑い日が続くことは間違いありません、どうかご自愛くださいませ。