みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

元上司と宝くじが当たった話。

メルカリで売れた商品を発送するため、郵便局へ。週明けだったこともあってか、いつもは混みあうこともない窓口にお客さんの列ができていました。珍しいなぁと思いつつ、ぼんやり列の最後尾へ。

 

スムーズに列は進み、次は自分の番というところで窓口に目をやると、以前勤めていた職場の上司だった人が窓口で手続きをしていました。直属の上司で一緒に仕事をしてきた人だったのですが、仕事を辞めたときはその人とはちがう部署だったこともあり、また退職も半ばバックレに近い形だったので、その人とは挨拶できずになっていました。

 

そんなわけでなんとなく気まずさを感じながら順番を待っていると「次の人どうぞ~」の声が。よりによって元上司の対応をしているすぐ隣の窓口に呼ばれてしまいました。

 

できるだけ小声で「…普通郵便で」と言ったのですが、隣の窓口とは距離にして1mないわけで、どう忍んでも声が届いてしまう距離。案の定、元上司がこちらをチラッと見るのが横目でわかりました。南無三。

 

しかしこっちは全く気付いてないフリに徹していたこともあって、向こうも声をかけてはきませんでした。今になって何を話していいかわからんのはお互い変わらないのだと思います。無視しといてなんですが、ホッとしたような、ただほんのちょっとだけ寂しいような。そんなわけで何事もなく郵便局をあとにしました。

 

その帰り道、大型スーパーのある通りでふと宝くじを買おうと思いました。良くも悪くもこういう珍しいことが起きるときはきっとなんぞあるもんだ、というあまり根拠のない思いつきでスクラッチくじを1000円分買いました。

 

帰宅してくじを削ってみたところ、なんと当たっていました。しかも2枚。

 

合わせて1200円の当たりだったので、元は取ったという程度ではありますが、元来こういう当たりに縁のない人間なので素直に喜んでいます。なにせ宝くじ自体、買うのは数年振りのことでしたから…。

 

そう思う一方で、なんとなく今日は当たる気がしたのも事実。偶然が重なっただけのことといえばそれまでですが、普段はあまり信じないオカルトな何かを感じたような気がしました。

 

掴めやしない夢を買ったらほんのり色がついて返ってきたので、明日はお昼にちょっといいものを食べようと思います。総合的に見ていい一日だったということで。合掌。