みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

スーパーマリオワールドの思い出の話。

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ついに買ってしまった。ニンテンドースイッチでございます。友人から桃鉄をやろうと誘われ、勢いで「じゃあスイッチ買うわ!」といってしまったのですが、こういう勢いがないと一生買わないだろうと腹をくくり、Amazonでポチったのでした。

 

とりあえず件の桃鉄を合わせて購入したのですが、THE・パーティーゲームを一人でプレイするのもなぁ…ということでいまだ未開封。他のソフトはメルカリの売り上げ残高でなんとか買えた「あつまれ どうぶつの森」がありますが、こちらはまだ手元には届いておらず。とりあえず自分のMiiを作ってお茶を濁そうとしたものの、約15分でほぼ自分の顔を作り上げてしまいました。期せずして「俺の顔、パーツがシンプル過ぎる」という気付きを得る。

 

そんなわけでせっかくのスイッチもしばらくは置物かな~…と思っていたのですが、そこはさすが天下の任天堂。無料でファミコンスーファミのソフトを遊べるサービスがあると知り、さっそくダウンロード。最新ゲームに関心が薄く、かつ懐ヒエッヒエの私にはまさに渡りに船でございました。

 

そのサービスでプレイできるソフトの1つが「スーパーマリオワールド」、いわずと知れたスーパーファミコンのローンチタイトルです。ついでにいえば私にとって大変思い出深いソフトでもあります。

 

なかなかゲームを買ってもらえなかったこども時代の私に、初めて与えられたのがスーパーファミコンでした。父が職場の方から譲ってもらったもので、世の中にはすでにプレイステーションニンテンドー64が出回っていた時代でした。そんな世間の流れなどどこ吹く風で、私は初めてのテレビゲームにそれはもう熱中しました。

 

譲ってもらったソフトの内の一本がスーパーマリオワールドでした。軽快なアクションにボリューム抜群のステージ数は、幼い私が「これは永遠に遊んでいられるやつでは…?」と思ったのも無理のない話。事実、幼少の私は親の目を盗んでは一面一面せっせと挑み、隠しゴールを探したものでした。

 

そんなある日、事件が起きます。ある日、私がいつものようにマリオをプレイすると、なんとすべてのセーブファイルが「ハジメカラ」になっているではありませんか!どうやらセーブ機能がいかれてしまったらしく、新たにセーブデータをメモリーすることもできなくなってしまいました。

 

そんなわけでそれからの私は、電源を入れてから電源を落とすまでの間でマリオをどこまで進められるかというプレイに傾倒していきます。今風にいうとRTAってやつです、たぶん。

 

そんなプレイをしていたので、マリオワールドはそれなりにやりこんだ自信がありました。それを久しぶりにできるということがわかって、はえあるスイッチでプレイする一発目のゲームとすることにしたのです。

 

久々のプレイで道中多少ミスはあったものの、およそ30分でラスボスクッパに到達。そして一機もマリオを失うことなくエンディング。まだまだ自分も捨てたもんじゃないな!と思った反面、昔の自分がいかにこのソフト以外遊ぶものがなかったかということを思い知り、若干切ない気持ちにもなりました^^:

 

時代が進み、ゲームの技術も進歩しましたし、なにより自分も大人になってお金や時間を自由に使えるようにもなりました。でも不思議なもので、ゲーム、もっといえば本や音楽なんかも、あの時ほど噛み締めるようには味わえていないように思います。

 

そういうもんだろうとも思うし、なんとなくそうではいけないような気もします。久しぶりのスーパーマリオワールドはあの頃と変わらずおもしろかったですが、なんだか不思議な気持ちにさせられてしまいました。

 

そんなことを思いながら、今日も私は雀魂で打ってるし、デレステの無料10連に心を踊らせるのです。さっきまでのノスタルジーはどこへやら、人間というのは現金なものです。そんなわけで、桃鉄の相手してくださる方を首を長くしてお待ちしております。ではでは。