みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

散髪屋のおみやげの話。

「年末というのは気忙しくなるもの」というのが、日本古来より伝わる真理の1つだとどこかで聞いたような。なんであれ年が変わるというのはとりわけ気忙しい現代人にとってもまだまだ大きな節目として機能しているようで、なんとなく世間の空気も師走っぽくなってきました。

 

なかでもこの時期忙しい業界の1つとして、理容店や美容院が挙げられるのではないかと思います。年末年始というのは仕事は休みになれど、初詣だ身内の挨拶だなんだでわりと改まった感じで人と会わねばならぬもの。となれば、のんびりしつつも身だしなみには気を払わないといけないわけで。そんな世の人々のニーズに応えるため、年末ギリギリまで営業をする散髪屋さんも少なくないようです。

 

私が通っているお店もご多分に漏れず、年末は30日まで休みなしでお客さんを迎えているとのこと。平日の昼間にもかかわらず、スタッフさんは忙しくお客さんの対応に追われているのが入店してすぐにわかる感じでした。

 

しかしながら、プロの理容師さんはやはりさすがといいますか、カットしてもらっている間そういう気忙しさを一切感じさせない仕事ぶりで…いやはや感服です。ここ数年通い続けているお店なので、「いつもの感じで」の一言で手際よく整えていただけるのも大変ありがたい。

 

そういうわけでカットに顔剃りにシャンプーに…と終始リラックスしたまま無事終わりまして、お会計を済ませて帰ろうとしたところ、「これ粗品ですがよかったら…」とおみやげをいただきました。それがこれ。


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床屋さんの入り口にある「くるくる」(「サインポール」が正式名称とのこと、初めて知った 笑)をイメージした綿棒だそうで。なかなか粋なプレゼントじゃないですか。「今年一年もお世話になりました」というお店の気持ちだと思いますが、こういうお客さんへの細かい心配りも素敵です。

 

そこまで思ったのならこちらからも今年一年ありがとう、と一言伝えるべきだと思うには思ったのですが、帰りがけのスタッフ皆さんがこちらを見ている状況にビビってしまって…^^:

誰とも目を合わせずに「…ありがとうございました」と小声でこぼしつつ、お店をあとにしたのでした。お店の心意気に対して自分のなんとちいさいことか。笑