みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

鬱の波がやってきた話。

ここ数か月鳴りを潜めていた鬱の波が久々にやってまいりました。だいぶ慣れたつもりでしたが、やはりこの状態になるとどうにもならんもんで…。とにかくなにするにしてもやる気は落ちるし、外に出るのが怖くなるし、食欲は落ちるしで本当にロクなことがない。いやはや参ります。

 

こうなるとしばらくは何しても効果がないので、とにかく服薬と規則的な食事を胃に流し込むことで乗り切るしかありません。無理して体を動かしたり研究に手をつけたすると、大体症状を悪化させることになるので、「生きること」以外の何もしないようにします。

 

ベッドで起きてんだか寝てんだかわからない、そんな感じで一日が過ぎ去るのをじっと待つ。その間も何かやれそうなことはないか、といろいろ頭の中で考えてみるのですが、「どれだけスイッチをいじっても一向に明かりの灯らない電球」のようなイメージがぼんやり浮かぶだけ。そうするとだんだん疲れてきて、「あぁ明日目が覚めた時、心臓が止まってくれてりゃあなぁ…」と思考が完全にネガティブに振り切れてくるので、そうなったらもうあらゆる抵抗を諦めて眠りにつきます。そうしてなんとか一日一日を乗り切る感じ。

 

この波は数日で過ぎ去るときもあれば、数週間の単位で停滞することもあり、期間が読めないのも困りもので。今回は1週間ほど続いているのでぼちぼち終わってくれりゃあいいなぁ、とぼんやり考えています。

 

これはあくまでも「波」であって、そのうち引いていくということを経験的にわかっているのがかろうじて救いではありますが、いつ何時やってくるかわからない「これ」と一生付き合っていくのかと思うと…。まぁやっぱりちょっとしんどいなぁとは思ってしまいますね。今にもこの先にも希望を見いだせない、打ちつける波の中にいると、どうしてもそんな風に考えてしまいます。

 

そんなわけで寝ます。目が覚めたとき何事もなかったように晴れ晴れとした一日が始まることを祈りながら。あるいは、目が覚めないことを祈りながら。