みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

鍵付きカラーボックスの話。

突然ですが、世の皆様方にお尋ねしたいことがございます。あなたの部屋には家族や同居人に見られたくないものはありますか?そして、もしそんなものがあるとして、あなたはそれをどのように保管されていますか?

 

他者に問うたからには、まずは私自身がこの疑問に答えるべきだと思いますので、率直に包み隠さず申し上げたいと思います。

 

あります。エロ本です。

そしてこれまでは中が見えないプラケースに入れて、他の書類等に紛らせるように部屋の一番奥に隠しておりました。

 

私はムッツリスケベ野郎なので、当然こうした嗜好のものを家族に見られることに抵抗を感じます。…というか感じて然りではあると思っています。たとえそういうものを所持していることがバレているとしても、実物を晒すことはお互いにとって益のないことと理解しているので、とにかく死ぬ気で隠さねばならんと思うのです。

 

しかし一方で、見つかりづらい場所に置くということは、それらを取り出しづらくなるということでもあります。取り出す度にいちいち大量の書類の入ったボックスを積み降ろし、読み終えればまた逆の手順で封印する。もはやそれは苦行といって差し支えないかと思います。

 

しっかり隠せて、かつ取り出したいときにすぐに取り出せるような収納方法はないものか。悩みに悩んだ末、考えついた方法がこれです。

 


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鍵付きカラーボックス、その名も『ゼウス』です。もう名前からしてすごい守ってくれそうだもの。

 

3段のカラーボックスに横開きの扉がついていて、それぞれに鍵がついています。鍵は製品ごとに仕様が異なるようですが、私の場合は2段が共通の鍵で、1段は別の鍵になっていました。いわゆる訳あり商品らしいのですが、まぁそんなにセキュリティを重視しているわけではないので個人的には必要十分でした。最悪、鍵をなくしても開けようと思えば開けられるレベルの製品だと思います。

 

とにかく大事なことは①偶発的にエロ本を家族に見つけられる心配をなくすこと、②いつでも読みたいときに手に取れること、この2点であったため、私のニーズを満たしてくれる製品だったと心から喜んでおります。多少木目が剥げていようが、組み立てるのに2,3時間かかろうが、そんなことは些細な問題なのです。(ドライバー2本あれば組み立てられる親切設計なので器用な人はもっと手早く組み立てられると思います)

 

冒頭の質問を友人に投げかけたところ、「見られて困るものは持ってないし、エロ本も動画もスマホでよくない?」という血も涙もない答えが返ってきましたが、ヨソはヨソでウチはウチ。エロ本に限らず、人目に触れさせたくない大切なものをお持ちの誰かに、私の努力が理解されることを祈っています。それでは。