みちばた日誌

いまをぼちぼち生きる。

引っ越しのお手伝いの話。

春から弟が一人暮らしを始めることになり、その準備のため下宿先に同行。都会で運転をしたのはずいぶん久しぶりで、インター出入り口のややこしさや駐車場のコンパクトさに四苦八苦してきました。笑 突然出現する一方通行、運転免許持ってれば一瞬で判断できるとかマ?

 

道中に宝塚北サービスエリアに立ち寄ったのですが、あそこのトイレってもうホテルのそれで何回行ってもビビり散らかします。小便器一つ一つに手洗いがついてるシステムに感心。あと大きめの洗面台にシャワーヘッドがついてるスペースがあって感激。顔や頭が洗えるスペースって、地味ながらあると大変ありがたいですよね。大学とかにもあったらいいのになぁ…。

 

あとこのサービスエリアで売ってるカレーパンがすごくおいしかったです。家族でシェアしながら数種類のカレーパンをつまみましたが、特に牛すじの入ったやつが個人的にはすごく好き。パン生地がやわらかいんだけどモチモチ感もある不思議な食感で、あんまり他では食べたことのない感じでした。値段はちょっとお高め(1個200円ちょっとした気がします)でしたが、それに見合う味を堪能することができると思います。また行きたい。

 

www.takarazukakita-sa.jp

 

そいでもって弟のアパートですが、大学生の一人暮らし感のあるいいお部屋でした。6畳間のフローリングは張り替えたてで綺麗な反面、取り付けてあるエアコンは何十年ものだろう…みたいな骨董品級のやつがついていたり。キッチンの棚の下からなぜか風が吹き込んできたりと、いわく築30年頑張ってきました感のあるお部屋。そのわりにネット回線も敷かれていて使い放題だったりで、ちょっと不思議なバランス感があっておもしろい。

 

駅やスーパー、なによりこれから通う学校からも近い立地で、学生の一人暮らしには全く困らないのが素晴らしい。部屋の掃除や家具の運び込みをしながら、この部屋での自由な独り暮らしを想像し、ちょっと羨ましくもなりました。学生の一人暮らし、それは最後のエデン。甘美な響きですが、これには家事その他もろもろのメンドクサさが一切加味されてない虚構であり、そこを考慮すると結局「実家マジ感謝。」という結論にいたるわけで。日々是マジ感謝。

 

そういう日々の生活の苦しみを背負うことなく、兄である私はこの弟の部屋を観光の拠点として使う気マンマンなわけです。ロクでもない兄貴でスマン。とりあえず弟には近くの安くてうまい飲食店と銭湯を把握すべしというミッションを出しました。どうしようもない兄貴でスマン。ヒマなとき観るのに重宝するオススメのアマプラアニメを教えるから、こんな兄貴を許してほしい。

 

春は旅立ちの季節。巣立ってゆく者、帰ってくる者、あんまり変化のない者…。まぁそれぞれにいろいろあったりなかったりすると思いますが、個々いい感じにやっていきたいものですね。私はそうですね…まずはウマ娘プリティダービーで泣いて、メン・イン・ブラック2で気持ちを整えようかと思います。とりあえずそういう春にします。それでは。

花筒を置いた話。

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友人の結婚式のお祝い返しでカタログギフトをもらったので、花をいけるための花筒を注文しました。なんでも静岡の伝統工芸品で、職人が一つ一つ手作りした竹細工なんだそう。ごちゃごちゃした私のデスクに置いてもなんとなく様になってしまうあたり、おそらくこれはよいものなのでしょう。

 

カタログギフトをもらうと普段自分では絶対買わない、合ってもなくても困らないようなものを頼みがち。食べ物や消耗品みたいな「消えもの」はなんとなく味気ない気がしてつい候補から外してしまうのですが、いざものが届くと「やっぱり肉かプリンにしとけばよかったかなぁ…」と後ろ髪を引かれてしまうところまでがワンセット。カタログギフトは難しい。

 

花を飾ったところで生活は良くも悪くもなりません。ただ、ふとしたときに花に目がいったり、水を換えたり、落ちた花を処分したりする時間は意外に悪くありません。「しないといけないこと」でも「なんとなくやめられないでいること」でもなく、「べつにやらなくていいんだけど、でもあえてやってること」みたいな距離感が心地よいのかもしれません。

 

そういうものに最近の自分は心動かされがちのようです。便利じゃなし、楽しませてくれるわけでもなし、ましてや金を生むわけでもなし。そういうの、ちょっと大事にしたいと思ったり。「そういうの」というのが果たしてどういうものなのか、自分自身もいまいち掴みきれてなくてなかなかうまく表現できないのですが、とにかく「そういうの」の存在に気づいて大事にしてやると、人生が楽しくなるような気がします。

 

なんだかよくわからんくなってきたのでそろそろ寝ます。おやすみなさい。

ウマ娘にまんまとハマった話。

眠れない夜になにかないかと思い、どうやら巷でホットらしいアプリゲーム『ウマ娘プリティーダービー』を始めました。メインとサポートという2種類のカードを使った育成システム、育てたキャラクターは他のプレイヤーと対戦可能などの点から、以前ドはまりした某アイドルゲームのシステムに近いのかなぁ…と思い安易に手を出しました。

 

まさか日をまたぐ前に始めて、夜通し画面にかぶりつくことになろうとは…。私の競馬に関する知識は昔テレビで流れてたやたらカッコいいJRAのCMと、北海道で一度だけ観たばんえい競馬、あとマキバオーの歌くらいしかありませんでしたが、そんな門外漢でも全く問題なくのめりこんでしまった。それが逆に恐ろしい…。

 

「とりあえずガチャで出たssrのキャラで育成始めるか~」ぐらいのテンションで始めたにもかかわらず、育成が終わるころには「タイキシャトル…ようやった…ようやったよぉ( ;∀;)」と、気づけばくっそ手に汗握ってレースを見守るおじさんと化していました。

 

育成においてはキャラごとに異なる特性に合わせた細かいプレイングが求められる一方で、レース自体はプレイヤーが一切タッチできない(=観戦するしかない)状況におかれるというのが大変おもしろいです。このレースは余裕…と信じて送り出したら、スタート出遅れるわ、馬群から抜け出せなくなるわのてんやわんやで、そうかと思えば8番人気とかいわれながら涼しい顔で1位取ってきたり…。見守るしかないというのはとにかく心臓に悪い。笑

 

ゲームなのに多くの時間をプレイせず観戦にまわる、という感覚が自分にはとても新鮮だったこともあり、しっかりハートを掴まれてしまいました。あとなにより出てくるウマ娘がかわいいので(最重要事項)。しばらくはGⅠで勝つことを考えながら生活を送ることになりそうな予感。

 

次こそは鼻差で敗れたサイレンススズカを打ち破って、マイルチャンピオンシップタイキシャトルで取りたいと思います。そういうわけで、そろそろ寝ます。

病院行くから8時には起きるのだ、もんじゃ。寝過ごしてはならんぞ(自己暗示)

そばを食べに出石へ行く話。

高校時代の同級生から「そば食べに行かへん?」と誘われて豊岡市出石町へ。友人の運転で行き先も全部おまかせだったので、ものすごく気楽な旅行でした。感謝。


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お店は友人イチオシの「左京」さん。一口ずつお皿に乗って出てくるのが出石そばの特徴で、このお店では一人前5皿から注文できました。常に茹でたてのおいしい状態で食べられるので、気づけばどんどん空になった皿がつまれていく…。笑


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メニューは飲み物と追加の薬味以外はそばのみというシンプルイズベストなスタイル。そばを注文するだけで↑の薬味がばっちりついてきます(写真は2人前)。特に濃ゆい玉子とそばの組み合わせは最高の一言。


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なによりもお店こだわりの麺は歯ごたえがよく、香りも抜群。普段食べてるそばとは全くちがう、最高のおそばでございました。…そして気づけば20皿。笑 20皿以上食べると↑の「皿そば之証」がもらえて、5枚集めると一年間お店でそばがタダで食べられるそうです。すごい。

 

寿司や焼肉もまだまだおいしいお年頃ですが、そばの喉ごしや香りに少しずつ心惹かれるようにもなってきました。そばを食べに行く旅、なんだか優雅でとてもよかったです。また行きたい。

 

(追記)
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豊岡はミニストップ多くて羨ましい…。道中ミルクソフト食べてこれまた幸せ。うちの地元にも一軒くらいできんかねぇ~ 笑

まだまだ道は遠しな話。

雀魂の段位戦をちょこちょこプレイ中です。雀傑1→雀傑2を目指して銀の間を周回中ですが、まさに3歩進んでは2歩さがるような感じの戦績。勝ち負けを繰り返しつつ、ようやっと雀傑2まで100ポイントのところまでもっていけました。


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(戦績画像、しかしそんなことより花ちゃんのお正月衣装がえちえちなので見てほしい)

 

過去10戦はなんとか四家を回避していますが、実はこの直前には二戦連続で箱下に突き落とされていたり^^: まぁ見映えのいいところを切り取りたいのが人間の性ということで。笑

 

麻雀をはじめて半年が過ぎましたが、つくづく面白いゲームだなぁと感じます。始めた当初はとにかく和了ることだけを考えて打っていましたが、だんだんと押し引きみたいなものを意識するようになってきて、自分のプレイスタイルの変化を感じられるようになってきました。聴牌を取りにいくか、待ちを広くするための手作りをするか、降りに切り替えるか…などなど、局面に応じてその都度判断を求められて、繰り返すほどに発見があってとても楽しいです。

 

なかでも一番の発見は、三家や四家を取ったとき、つまり敗戦したときにその敗けに意味を見出だすようになったことでした。具体的にいうと、それが避けようのない仕方のない敗北だったのか、あるいは明らかな自分のミスによるものだったのかといったような感じに解釈をするようになったみたいな。もちろん負けるたびに牌譜検討をして、ということではなくて、対局が終わった段階での振り返りで直感的に感想をもてるようになったという程度の話。

 

でもそういう感覚ができたおかげで、うまく気持ちの切り替えができるようになったと思います。あそこでツモられたらしゃーないとか、あの待ちは今の自分では想定できなかったとか。運が絡むゲームである以上ある程度の不条理なことというのは起きるべくして起きるものという認識や、冷静に考えれば絶対に放銃しないはずの危険牌を制限時間や自分の手牌などの状況からうっかりこぼしてしまった、みたいな自分の判断の限界に気づけたりして、一回一回の勝負に集中できるようになってきた気がします。

 

このペースならおそらく雀傑2には近いうちに上がれると思います。実は過去に一度雀傑2に上がってすぐに雀傑1に落ちたことがあったのですが、今度は前よりも長く雀傑2の状態をキープできるのではないかと内心楽しみにしています。雀傑2以降は主戦場が金の間へ移ることになるので、より丁寧な立ち回りが求められますが、できれば雀傑3やさらにその上の雀豪へ歩を進めたいですね。

 

…とかなんとかいって、まだしばらく雀傑1で悪戦苦闘するかもですが。笑  まぁなんであれ、気長にやっていこうと思います、はい。

 

(追記)

https://youtu.be/S74Vtdsb3CA

長らくホーム画面のキャラクターとして使っている二之宮花ちゃんのバレンタインボイスが大変によきものだったのでぜひ聴いてほしい(リンク先3分16秒~)。後半の「だから…」の震えかたがやばい。すき。父性のくすぐられ方がすごい。もっと自分に自信もってほしい。しかし自信のなさのわりに服装がスケベすぎる。下心のそそられ具合もすごい。心が乱される、キレそう。

 

(追追記)

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無事雀傑2へ上がりました!

ハンドルバーバッグをつけた話。

星井さえこさんの『おりたたみ自転車はじめました』を購入。作者さんはTwitterブロンプトンに乗って旅行したり、街を散策したりして経験したことをイラストにされている方。イラストの柔らかさとコンパクトなのにとてもわかりやすい文章が大好きで、即フォローしたのを覚えています。

 

本が届いて実はまだ導入部分しか読んでいないのですが、すでに自転車に乗りたくてたまらない。そんなわけで、買ったはいいが取り付け方がわからず、しばらく放置していた自転車用バッグを持ち出して、愛車に装着を試みました。30分ほどの格闘の後、取り付けに成功。

 

取り付けたはいいのですが、「ちゃんと取り付けられた!」という達成感でとりあえず満たされてしまったため、自転車は明日乗ろうという結論にいたるというやや本末転倒な感じに。ちょっと買い物もしたいので、明日は走ると思います。自転車用の花粉対策マスクとかどっかないですかね?

 

星井さんの本は読了後、改めて感想を書きたいと思っています。とりあえずこれを読むとおりたたみ自転車がほしくなるのは間違いなし。私もスポーツタイプのおりたたみ自転車に乗りはじめて5年ほどになりますが、見た目以上によく走りますし、持ち運びが比較的ラクなので気軽に車や電車で運べる点は、他の乗り物にはない独特の楽しさがあります。身近におりたたみ自転車ユーザーが増えたらいいなぁ~と実は思っていたり。

 

そんなことを書きながらふと窓の外を見てみると、17時を回ったわりにはまだけっこう明るいようで。だんだん春が近づいてるなぁと感じつつ、日が落ちるまでにやっぱり少し汗をかいてこようと思いました。帰ってきたらお風呂に入れるようにお湯を張っておこうと思います。それでは。

無題

ここ二週間ほど、うまく寝つけない日が続いています。寝れないからついYouTube開いたり、Kindleで漫画読んだりするのですが、これがどうやら逆効果のようで、気づけば朝になっていることもしばしば。諦めて睡眠薬を飲むこともありますが、これがまた厄介なもので眠れはしますが起きるときダルくて仕方がない。我ながらなんとも難儀な話です。

 

眠れない理由はわりとはっきりしていて。というのも、ここ最近日中ほぼ体を動かしていないのです。布団をかぶって寝ているか、動画みてるか、本読んでるか。まぁそんな具合なので、家どころか部屋からすら飯・風呂・トイレ以外出ることがなくなりました。

 

うつの診断をもらって1年半ほどになりますが、ここまで本格的に引きこもったのは初めてかもしれません。どう考えてもこれがよくないことであるのは自分でも理解しているつもりですが、それとは裏腹に何に対しても意欲が湧かなくなってしまいました。何もかも、めんどくさい。

 

動かないからか食事の量も減りました。一日一食と軽い間食で済ませる日が増えた気がします。ほぼ横になって過ごしているからか、腰回りや足の節なんかが痛みます。それでも体を動かす気が起きないので、体勢をかえたりしてやり過ごしています。

 

そんな感じなので昼間は起きてるんだか寝てるんだかみたいな時間が長くて、時々ほんとに眠りに落ちることもあったりします。その間が今は一番幸せです。なにも考えなくていいので。でもそうすると、またよる眠れなくなるという悪循環に陥るわけで。参ります。

 

本当はこういうことを人に愚痴ったり、相談したりする方が精神衛生上はいいのだと思いますが、それもなんか上手くできなくて。家族や友人、医師や恩師と呼べる人もいるはずなのに、誰に、どう伝えていいものかがさっぱりわからない。

 

それは怯えなのかもしれません。自分のいまの状況に対して、想定していない厳しい声が返ってくるかもしれないから。「自分」と「病気」の境が不明瞭ないま、その言葉を受け流したり、適切に処理するだけの余裕がないのです。

 

あるいは諦めなのかもしれません。自分のつらさなど周りからすれば所詮他人事で、そもそも理解してもらえるということ自体がありっこないのだ、という他者への諦め。そして、仮に自分のつらさを丸々きれいに理解できる人がいたとしても、その人の優しさを素直に受け止められる心を自分は持ち合わせていないだろう、という自分への諦め。

 

うつという病気に対する知識をもって、客観的に考えれば、こうしたマイナス思考も病気によるものだと簡単に結論付けられます。自分はいま、病気によって冷静に物事を考えられないのだと。その一方で、自分自身の心にただただ従うならば、一日の大半を不安や悲しみのなかで過ごし、喜びや楽しさが瞬間的で、全く長続きしない地獄にあって、これが病気という一過性の現象であるという確証が全くもてないというのが本音なのです。

 

明日も明後日もその先も、自分は誰にも心をひらけないまま老いていく。そう考えるとこの先の人生が途方もなくつらく苦しいもののように思えてならないのです。

 

自分が何に幸せを感じて、どう生きていきたいのか。うつになるまでそんなこと考えもしなかったし、うつになってそれを考える時間をもらって、でもその糸口も掴めないまま時間だけが刻々と過ぎていく。

 

眠れない夜、この記事を書く私は、その幸せとか生き方みたいなものがきっと見つけられるはずだと、それでも諦められずになんとか足掻いているのだと思います。だからほとんどのことに無気力になったいまでも、この文章を書こうとしたのかもしれない。そう思うのです。

 

願わくば、このままスーっと眠りについて目覚めたときには朝ごはんを食べたいと思えていますように。もしくは眠りについたまま朝を迎えられませんように。おやすみなさい。